Montrealの風景　DAY３

Montrealの風景

	DAY 3
Sep. 15, 2004

3日目。あいにくの曇り空。この日はMontrealの名前の由来にもなっているモン・ロワイヤル公園（Parc du Mont-Royal)に行くことにしました。（飛行機でMontrealに到着する時、上空からまず目に入るのがこのモン・ロワイヤルの丘です。）ホテルを出発してMetroでMont-Royal駅へ。ここでバスに乗り換えます。地元の人しかいないローカルな雰囲気です。バスの停留所がわからなくて、ちょっとまごつきましたが近くのお店の人などに聞いて、どうにかバスに乗りました。公園はかなり広く、停留所もいくつかあります。ガイドブックの地図を頼りに、目指す展望台に一番近そうな停留所で下車。案内所を探して公園の地図（有料）を手に入れました。	モン･ロワイヤル公園（Parc du Mont-Royal）からの眺めモン・ロワイヤル公園内シャレー・ド・ラ・モンテーニュ（Chalet de la Montagne）裏の展望台から眺めたダウンタウン。 "Being at Home with Claue"にも出てきたような･･･。
	場所を確認して、シャレー・ド・ラ・モンテーニュの展望台へ。ここはダウンタウンからセント・ローレンス川まで見渡せる観光ポイントです。まだ10時前だったせいか観光客もまばらでしたが、近くの人に頼んでようやく自分の入った記念写真を撮ることができました。公園は緑　も多く、リスの姿も。眼下に広がるダウンタウンの喧騒から離れて、ホッとできる場所です。休日には地元の人たちで賑わうのでしょうね。お天気のいい日にお弁当を持って行ったら、気持ち良さそうです。
	「私は忘れない」展望台を後にして、公園の裏手にある聖ジョゼフ礼拝堂（Oratoire St.-Joseph）に向かいました。途中にはかなり広大な墓地があります。さすがに人通りもあまりないので、ひたすら歩きました。（後から地図で確認したところ３kmくらい歩いたようです。できれば車かバスで移動した方がいいですね。）歩いていると駐車している車のナンバープレートが目が留まりました。プレートにはフランス語で"Je me souviens"。そう言えば旅行の前に読んだ本（青木節子さんという方が書いた「ふだん着のモントリオール案内」）にこの意味が書いてありました。青木さんの著書によると、"Je me souviens"（＝私は忘れない）は「フランスの植民地として始まったカナダの歴史・文化を忘れない。」ということを意味していて、ケベック州の車のナンバープレートにはこのフレーズが刻まれているそうです。複雑な歴史、そしてフランス系カナダ人としての誇りの表れなのでしょうね。

前回に続いて訪れた聖ジョゼフ礼拝堂　は、荘厳なノートルダム大聖堂とは別の魅力のある、そこにいるだけで心が穏やかになれる場所です。中にはミュージアムがあって、キリスト誕生の様子を表現した世界各国の人形が展示してあります。日本　の作品もあって、なかなか興味深かったです。聖ジョゼフ礼拝堂を出発して、Cote-des-Neiges駅からMetroで移動。Jean-Talon駅で乗り換えて、Laurier駅で下車。目指したのは、Royが学んだ演劇学校　 L'Ecole Nationale de Theatre du Canada。普通の観光なら決して訪れない場所(!?）でしょう。駅から行くのに少し迷いましたが、発見しました！建物の写真を撮るのも、ちょっと恥ずかしかったのですがここまで来たらそんなことは言っていられません。しっかり2枚撮りました。（下の写真）ＮＴＳ Royが通った（と思われる）NTSの校舎 L'Ecole Nationale de Theatre du Canada (National Theatre School of Canada) 5030 St-Denis Street	聖ジョゼフ礼拝堂（Oratoire St.-Joseph）モン・ロワイヤル公園の近くにあるカトリックの礼拝堂。モントリオールの最高地点（263ｍ）に建っています。カナダの守護聖人、聖ジョゼフに捧げる目的で作られたもので、年間200万人が訪れる北米有数の巡礼地。この礼拝堂に尽くしたアンドレ修道士は、信仰の力で多くの人の病気を治したと言われ、実際に歩けるようになった人の不要になった松葉杖がたくさん奉納されているそうです。

	「うまうまMontreal」そこからまた、たくさん歩いて、事前にチェックしていた "Kilo Cafe"というお店に行きました。 cafeと言っても、おしゃれな雰囲気ではありませんでしたがブルーベリーチーズケーキはとってもおいしかったです。

この日の夕食は、念願のフレンチレストラン"L'Express" に行きました。

海外のサイトで、Royお勧めのレストランと紹介されていたので、2年前に続いて
今回も行って来ました。

前回行った時に、お店の女性にRoyのことを尋ねてみたら、
Royは昔この辺りに住んでいたとのこと。
Royがきっかけで日本から来たと言ったら、びっくりしていました。

とにかくおいしい！
さすがフランス語圏Montreal。

白ワイン、グリーンサラダ、ラビオリ、デザート・・・どれもとってもおいしくて大満足！

お店のスタッフもきびきびとしていて感じも良く、気持ちよく、おいしく食事が頂けるお店です。

フレンチレストランと言っても、ビストロのようなカジュアルな雰囲気。
客層はほとんどが地元のフランス系の常連さんといった感じで、皆お気に入りのお店で
くつろいで食事を楽しんでいる様子。
フランス語が飛び交う店内では、Montrealらしい雰囲気を味わうことができます。

Montrealに行く機会があったら、ぜひ行ってみてください。
お勧めです！私も3度目を目指します。

L'Express
3927 Saint-Denis

自家製ラビオリの野生きのこソース　
今回の旅行中一番おいしかったのがこれ。
ソースが濃厚で、本当においしかったです。
ソースも残さず、フランスパン（これもおいしい）につけて頂きました。
ラビオリが美味との情報は、Air Canadaのホームページで紹介されていました。

デザート
確かglace au chocolatという名前だったと思います。
普通のチョコレートアイスかと思いきや、ちゃんとしたアイスケーキで盛り付けも美しく、
味も上品。Canadaのデザートと言うと、ものすごく甘いものを想像してしまいますが、
これは違いました。日本人の味覚でもバッチリです。

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